長丁場の激戦となった紫のカミテープの開放を終えて旅の目的の最後である緑のカミテープを探すマリオ達だったが、しかしその先は遥か上空へと続いていた…。
天空スパーランド
遥か上空へなんてどうやっていけばいいんだ…と思ったのも束の間、ブンボー軍団のセロハンテープを倒す前から気になってはいたが、その周りに設置してあった今までの神様の像を開放することで天空へのワープが開かれる仕組みだった。
何故そうなったのとかは聞いてはいけないが、このウナバラタワーがアクセスポイントだったのだと納得しておく。
そしてたどり着いた天空スパーランドは、羽の生えたキノピオ達が経営する温泉施設であり極楽(パラダイス)だったのだ。
ここにはオリガミ兵達は見当たらず、彼らにやられたキノピオが達もいないのでオリー王の手は及んでいないようだった。
何やら騒ぎになっていたので話を聞いてみると、この空島に突如いきなりクッパ城が墜落して施設の一部がめちゃくちゃになってしまったらしい。
そしてその修繕費用として一人残らず働かされるクッパ軍団、あの威厳と勢いはどこへいったのか、真面目な掃除姿が可愛い。
キノピオスタッフ達も対応が厳しくて笑った、まぁ施設を壊されたので当然ではある。
北東のハートマークが描かれた看板の店でHP+ハートを変えるので必ず買っておきたい、店番は隣の閉じたパラソルを叩くと出てくる。
そのクッパ城の中へとテープが続いていたので早速向かおうとするが…。
雷小僧のボス「K.K」に足止めされるわ、謎のハサミにクッパJrはバラバラにされるわで散々な目にあう。
状況を打開すべく、各温泉を巡って野生のワンワンに追いかけられながら必死に手掛かりを探して進み、噂の地下道を通って会員制の「ヒミツのおんせん」へと向かう。
この通り道にもHP+ハートがあるので回収しておこう。
唐突なクイズ番組に出演「ヘイホー no Hey! ヘイホー」
意外とガチな作りの構成と問題で楽しめたが30分詰んでたとか言えない。
収録を終え、スペシャルな虹色温泉に入り負傷していたクッパJrも完全復活。
その後城前に戻り「K.K」を倒す事に成功したので城内へと潜入。
倒し方は火ガミ様のパネルを取り返して攻撃するだけなので苦戦はせず、注意点としては内側2マスに雷のバリアを一部設置しているので確認しながらルートを考えよう。
パネルを持った子分のHPは35前後あるので火力アップパネルを取らない限りハンマーでは一回の攻撃で倒すのは難しいが、ジャンプ攻撃なら1ターンで確定で倒せるのでおすすめ。
クッパ城
城の中も損壊が酷いうえにオリガミ兵達に占拠されていた。
つい最近までクッパ軍団だったはずなのに…オリガミ化は恐ろしい力である。
オリガミとペラペラの総力戦のなか、探索していると謎の黒い影の切り絵に襲われる、恐ろしい。
中ボス的な切り絵とも対峙する事になった、ジャンプ攻撃だとカウンターをしてくるのでハンマーでダメージを重ねオリビアを救出し、カミノテで正義の後出しジャンケンを決めて倒そう。
なんとなくジブリ作品を彷彿とさせるような、独特な恐怖感があって非常に楽しめた。
紙の人形ってなんだか雰囲気が素晴らしくて不思議と引き寄せられると思うんです、多くの作品で用いられてるし。
大広間へと続く道を進んでいると何かが散らばっていた、ペラペラの世界の住民達のようだが…顔のとこだけ無いような…?気のせいか…。
中に入ると吊るされたクッパ様を助けるべく近づくとあの「ハサミ」が強襲してくるもギリギリで回避するマリオ。
そして奴が作ったという何かをけしかけて来るが、その正体は顔だけ切り取られたペラペラ達を貼り付け、カメックの魔法能力により強化されたハリボテ兵だった。
さっきの胴体だけのペラペラ達はやはりそういうことなのか…。
なんて趣味の悪い物を作るんだこのハサミ、マリオシリーズ作品の中でもトップクラスでやばいことしてる!
さっきの切り絵の敵もこいつも、なんだかここら辺でようやくペーパーマリオしてるな感を感じた人は多いと思う。
みんな大好きペーパーマリオRPGって結構ダークな描写や表現とか多いんですよね、そこと世界観がうまく相まって多くのユーザーから愛される魅力でもあった訳で。
怪しい施設の存在や感情の描写とか、色濃く表現されていて最高だった。
話は戻り、攻略法は魔法のビームを打ってくるのでギリギリまで引き付けてから少し横に移動すれば簡単に回避できます。
最初の一発目は足踏みを止めたら発射してくるのでそこを注目しておくのがポイント。
魔法パワーの源であるカメックを引き剥がすと、いつものシールを叩いて倒そう。
この時、突進が壁に跳ね返ってきて厄介だが出来るだけ壁に対して平行に当てさせると回避がしやすいです。
6回跳ね返ると転んで停止するので先回りして叩いて倒そう。
ブンボー軍団 ハサミ戦
こちらを一瞬で切り刻む力を持つ恐ろしいやつ、ブンボー軍団の緑の剣聖。
最初はカバーを付けて手加減すると言ってたが危うくなると焦りだす小物感。
カバーを破壊しないパターンの戦法の攻略法としては短期決戦を意識して倒すこと、攻撃回数アップパネルと火力2倍パネルを利用して2ターンで相手のHPを50%まで削れると楽になる。
「でんせつのアイアンブーツ」と「でんせつのハンマー」を駆使して、早期に必殺技(ファイナルアタック)を誘発していく。
この必殺技待機状態でジャンプ攻撃をするとまさかのカウンターで一撃で倒された、驚きすぎて心臓がキュッてなった。
一回目の必殺技(ファイナルアタック)だけは止められないので自力で避ける必要があります。
タイミングの目安は回転して地面と敵が平行になる少し前に押すと回避できる。
この最初さえ回避できたら後は氷ガミ様の力で凍らせてカミノテでコンボを決めて撃破しよう!
最後は他の軍団と違い、何もセリフを残すことなく静かに消えていった…実力者であったのは間違いないだろう。
ついに最後の「緑のカミテープ」の開放…!
ハサミを猛攻を退けたマリオ達はクッパ様と城を取り戻すことに成功し、ピーチ城へ向けて飛び立つ。
話を聞くと、そもそものクッパ城が墜落した原因は緑のカミテープが飛び込んで来た衝撃もあるが、カメックの勘違いで城の緊急停止ボタンを押してしまったかららしい、完全に戦犯である。
注意書きに悪意しか感じられない。
ピーチ城へ向かい飛行していると突如、オリガミ戦闘機達が船に襲撃をしてきた。
そして始まる唐突なシューティングゲーム。
こちらも船首の砲台を使用して迎撃するのだが、打ち出される弾はボム兵。
ボム平を思い出して切なくなるが船を落とされるわけにはいかないので、感情を押し込めて連打し、オリガミ飛行機兵を倒していく。
一掃して、なんだ簡単じゃないか!ガハハハ!とか余裕抜かしてたら、敵の大型船に相打ち覚悟の体当たりされ再び墜落する。
マリオ作品通して何回落とされるんだこの船、ジョセフ・ジョースターが操縦でもしてるのか。
ムシブロ火口に不時着
奪われたピーチ城の下は火口で、気付くとその淵に不時着していたようだ。
このエリアの溶岩は火ガミ様の洞窟と違い、落ちると確定でゲームオーバーになるので慎重に進もう。
船は壊滅してこちらの被害は甚大、なお止まぬ追撃を交わしつつなんとか残された砲台をを使ってピーチ城へと辿り着く…。
終わりに
間違いなく今までで一番の難関を超え、やっと旅の目的地に着いたマリオ達。
心待ちにしていたクッパ軍団達との共闘も楽しめる熱い展開に終始ワクワクしてた。
果たしてここでオリー王との決着をつけられるのだろうか、次回ストーリー編最終回!