オリガミキング最終回
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世界を救いピーチ姫を救出してエンディングを迎えた前回に加えて、真エンディングの内容と、今作の良い点と良くなかったかなと思う点も含めて感想を纏めていく、オリガミキング手記最終回です。

真エンディングと解放条件

真エンディング、と言ってもおまけのワンシーンが追加されるだけですが解放条件は、各レコードや記録をクリアする事で貰える「トロフィー」をコンプリートして再びオリー王を倒すことで解放できます。

トロフィーは博物館にて未入手の物を含めて取得状況を確認できます。

以下、物語の感想などネタバレを含みます。

真エンディングの内容

その真エンドの内容ですが、キノピオタウンに平和が戻りオリガミ祭りが開催され、職人キノピオが展示したジオラマの空席だった2つの玉座にオリーとオリビアが並んで飾られるシーンが追加されます。

短い追加シーンではありますが、この物語の本当のラストを飾るような、このゲームやって良かったなと思える演出でグッと心にきました。

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100%コンプリートした感想

100%クリアまでにかかった時間は約32時間でした。

景色や演出を楽しみながらのんびりプレイしていたので、普通にプレイすれば15~20時間ぐらいだと思います。

続いて今作の良かった点やうーん…と思った箇所をレビューしていきます。

面白かった・良かった点

シリーズ作品を重ねる毎に更に進化していく紙の表現は、今作もとても素晴らしすぎたの一言。

表現に関しては特に金色や銀色の折り紙の、光沢などの光の加減やシワの造りこみが尋常じゃないほど精巧で、実際に折り紙で工作したらこんな感じなんだろうなと思えるほどリアリティがあります!

表現に関しては特に金色や銀色の折り紙の光沢などの光の加減や、シワや折れの造り込みが尋常じゃないほど精巧にデザインされていて、実際に折り紙で工作したらきっとこんな感じなんだろうな…!と思えるほどリアリティとワクワクがあります!

パート2で紹介した水ガミ様の水の表現も任天堂の技術力の高さを感じられるのでその点も高評価。

カミッペラのちぎり絵やダンボール、更に切り絵といった正に「紙」シリーズの集大成でしょう。

新たな相棒となり共に旅をしたオリビアのリアクションが可愛らしく、各所で癒し要素となってくれたりと、それだけでもオリガミキングを買う価値はあります(確信)

博物館で原画やコンセプトアートなどのデザインを観覧できるのも最高すぎる、スクリーンショットを取ればスマホやパソコンの壁紙にできちゃうのもgood。

ここはもう少し…と感じた箇所

逆に、ここはもう少し…ダメかな…と思った箇所を上げていくと、ハッキリ言って小さなポイントがかなり多いので目立った物を箇条書きにします。

オリガミキングの目立った箇所

もう少しケアが欲しかったポイント一覧

  • 経験値システムが無く雑魚戦をするメリットがない
  • 雑魚戦の唯一のメリットであるコインもコイン歩数計で補充できる
  • 戦闘が毎回パズルをする必要があるので作業感があった
  • 攻撃方法の種類が少なく、ほぼアイアンブーツでジャンプするだけ
  • 仲間システムの意図が中途半端で物足りなさがあった
  • その仲間だったはずのボム平の扱いが雑すぎる問題
  • それぞれの町や拠点の発展や隠し要素が少なく寂しい
  • ストーリーボリューム : 折り返しての山場がもう少し欲しかった
  • クリア後のやりこみ要素が縛りプレイしかない

こんなとこだろうか…プレイしたユーザーなら分かってくれると思う。

途中から自分で書いてて多いなと思った、でも本当に楽しいゲームではあるので複雑な心境かもしれない。

掘り下げていくとまず、戦う事で得られる経験値が無いので雑魚戦をするメリットがほぼゼロなんですよね。

道中の敵達に対して戦う意欲が積極的に出ず、成長するためのバトルではなくただの時間稼ぎや演出を楽しむものでしかないんですよね。

しかし報酬はゼロという訳ではなく僅かながらコインは貰えますが、うーむ…なポイント。

それに戦う度に毎回、妙に難しいパズルをさせられるのが今作の評価に重大な影響をもたらせたと思う。

パズル+ターン制が相まって一戦一戦が長く感じられ、無意識のうちに戦闘をスルーするようになっていた。

コインに関しても、その消費先であるアクセサリーやお宝、アイテム等を購入するコインもフィールドからドロップする物とコイン歩数計による獲得によって、ますます雑魚戦はあまり意味がなかったのが一番の要因。

そして次に仲間に関してですが、旅の序盤でボム平という仲間がようやく加ってこれから盛り上がっていくんだ!と思ったが余りにも早すぎる退場に動揺を隠せなかった…。

きっと少し進めれば、実は生きてましたとか、復活イベントがあるだとか多くのプレイヤーが抱いた筈の希望が一切触れられることがなかったのも大きいかと。

終盤で出会うことになる他のボム兵が、マリオ達と会ったことがあるような発言をしていることから、何かしらの理由によって「ボム平」と記憶が繋がっていることを示唆するイベントはあったものの、それ以上は広がりもなく100%クリアを迎えてしまった。

マリオのことを、アニキと呼んでくれたあの声をもう一度聞きたかったよ…。

最後にやりこみ要素についてですが、隠れキノピオ収集等を除けば、縛りプレイ系であるアクセサリー装備なしやノーコンティニューでクリアするという実績系しかなく、もっとペーパーマリオRPGの100階ダンジョンや裏ボスの存在とかがあれば盛り上がったのではと思います。

まだまだ自分が発見していないだけで未だ見ぬ隠しポイントがあるかもしれないので現時点での感想としておきます。

まとめに

なんだか不満の点ばかり目立ってしまった様に思いますが、勿論素晴らしい部分も非常に多く、総合評価としては十分に面白いゲームではあったと思います。

4年ぶりのシリーズ新作なので期待は持ちすぎず緩めに遊ぶと非常に楽しめると思います。

ツッコミを入れたくなるような笑えるポイントは各所に散りばめられているので、のんびりゲームをプレイしたい時に丁度良いとおすすめしておきます。

キノピオ達の生態を楽しめたのは非常に面白かったです!

以上で「ペーパーマリオ オリガミキング」攻略手記の締めとさせて頂きます、ここまでご覧いただきありがとうございました!

【本ページはプロモーションが含まれています。】

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